追加「家紋フリー素材」のご紹介
早速今週の追加分を順にご紹介しましょう。
「木」紋の一種です。一本の「算木」をモチーフにした図案を丸で囲ったもの。「算木」とは、和算に用いる長さ4cmほどの木の角柱の事。要するに昔の計算用具ですね。
ただの横棒に見えますが、きちんとした意味があるのですよ。
あと、丸に棒書いただけなんて言わないでください!大きさや位置のバランスとか、ほかの家紋との比率の統一性とか色々あるんですよっ!
‥
‥
‥ホントですよ?
こちらも「木」紋の一種で同じく算木をモチーフにした家紋です。算木が3本に増えたおかげで、描画の難易度も格段に上がっています。
‥
‥
‥なんて。
‥なんつって。
「木」もしくは「直違=すじかい」に分類される家紋。当サイトでは参考にした紋帖通り、「木」に分類しておきました。名前の通り戦国武将「丹羽長秀」の使用した家紋としても有名です。
割り合いに知名度の高い武将なので、しっかりしたテキストを仕立てようと思いますが、いかんせん検索ボリュームがねぇ。‥後回しだな。
「鱗」紋の一種。外枠の「丸に」の部分のみを陰紋にした変わり種とも言える家紋。こんな変形が許されるなら、家紋の総数は2万種類ではきかない。
「鱗」紋の一種。「三つ鱗」に剣紋を組み合わせた家紋。剣紋自体の数は少ないですが、ほかの家紋との組み合わせは割りと目にします。
「銭」紋の一種。家紋「九曜」にとても良く似ていますね。
「千切り」紋の一種。隅切りの「隅」とは、「角=かど」を指します。つまり「隅切り」とは図形の角を切る事を言うわけですね。ですからこれは、本来の千切の形ではありません。
素材作成は順調に進むんですが‥
以上が今週に新規追加された家紋のフリー素材たちです。最近シンプルなラインナップが続いていますが、家紋の大半はシンプルなデザインなのですよ。
家紋作成は、シンプルだろうが複雑だろうが淡々と進むのですが、問題は家紋解説のテキスト作成です。(何だかコレしょっちゅう言ってますね。汗)
しっかりしたものは、(段々とペースアップして来たとはいえ)数週間単位の時間がかかってしまいますからね。まだGoogle検索で上位にヒットしないものもいくつかありますが、見かけたら読んでやってください。
それではまた来週。2019年11月27日 hakko_sato