今週の追加「家紋フリー素材」のご紹介
以下が今週の追加分になります。
守紋の代表的な紋章です。今回、リクエストが有りまして、急遽作成することになりました。大変でしたけど出来は微妙です。でもそれっぽく見えるからセーフ。
よりデフォルメーションの進んだ桐といった感じです。尾形光琳っぽさを追求したデザインだそうです。尾形光琳といえば、みなさんも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?自分も名前くらいは聞いたことがあります。
五七桐を糸輪で囲った紋です。この五七桐は出来が大変気に入っております。聚楽第の御城印とやらにこの五七桐が採用されています。「なかなか見る目があるじゃないか」と、この過疎ブログでこっそり言っておきます。
石持ち地抜きにしても映えますな。
花序の部分は五三桐をそのまま使いまわしておることをここに白状します。
その名のごとく、全面的に陰紋なので、五三桐を使い回すことが出来ませんでした。ぴぇん。
またまた名前くらいは聞いたことがある尾形光琳さんっぽい桐紋の登場です。光琳〇〇って、家紋のバリエーションの一つとして登場頻度高めなので、いちど尾形光琳について調べてみようと思ったのですが、多分みんなあんまり興味ないだろうなと思ってやめておきました。
自分は興味あるんスけどね。でもみんな興味ないみたいだからなー。いやー残念だなー。でも、しょうがないよな。うん。
↓↓↓守紋と桐紋の一覧はコチラのページに掲載↓↓↓
リクエストの祇園守
今回更新分で一番最初に紹介している祇園守ですが、そこでも触れたように、これはリクエストがあったので作ったものです。
じつは以前にも作ろうと考え、イラレにスキャンデータを貼り付けて、まじまじとトレースのシュミレーションをしてみたのですが、見た目以上に手間そうなので、後回しにしておいた家紋なんですよ。
ところがやってみると、これが思ったよりもさらに手間なんですよ。作るのに5時間くらいかかっちゃいました。
これを紋章と呼ぶには、多少無茶があるのでは?というレベルで、オブジェクトの一つ一つが、何というか、カッチリとした形に定まってなくて、なんかフワフワした感じなので余計に時間がかかったんですよね。
半円の部分が歪んでいたり、巻物のパースがおかしかったりで、どこまで整えていいのか判断に迷うというような意味で。結果、中途半端になって出来が微妙という感想になってしまったのですよ。
茗荷紋の解説テキスト作成も、ようやく終わりの形が見えてきたところかな?という状態だったので、どうしようかと思ったのですが、リクエストを受けたら、なるべくすぐに取り掛かるというスタンスじゃないと、いつまで経っても頭の切り替えができないですからね。
それでも1日で終わらないような複雑な家紋は、リクエストをいただいても当面はお断りさせていただくようになってしまうかな?現状では。
サイトのさらなる流入増大を考えるなら、素材を増やすより、(検索需要の大きい家紋の解説)テキストを増やさないといけないですからね。その調べごとや、裏を取るのに、サイト運営作業時間のほとんどを費やしている始末ですので、手間のかかる家紋素材は手が出せないんだすよね…。
でも今回の祇園守は、家紋素材サイトを名乗るのならば、取り扱っていなければいけない部類の紋章なので、良いきっかけをいただいたという意味でありがたかったと思います。
さて、今週の更新作業も、ようやくこれで終わりです。今、たいへん眠いのでぐっすり眠ろうと思います。捜さないで下さい。
それではまた。2020年7月1日 hakko_satou