今週の追加「家紋フリー素材」のご紹介
以下が今週の追加分になります。
資料では、輪の部分がかなり細かったのですが、この家紋素材では、他の「糸輪に〇〇」と輪の太さを揃えたため、一般に見られる(そもそも、あまり頻繁に見かけるような家紋でもないですが)「糸輪に小万字」よりも輪が太く見えるかもしれません。
しかし「糸輪」と名がついていながら実際の輪の太さが(明らかな程度で)バラバラでは、心情的に(自分が)耐えられないのでこのような処理となりました。
真ん中の捻じ万字が、「隅立て」のシルエットではなく「ひし形」のシルエットであるため、輪っかの組み合わせには見た目以上に苦労しております。ちなみ「糸輪」の部分は、もちろん上のものと線幅は揃っています。
古来から続くオーソドックスな右万字ですね。通常、万字といえば左が一般的ですが、この逆万字も歴史としては長いですね。
45度回転させて「隅立て(角立て)」と化した右万字。もとはインドより伝わったもので、日本では(寺院仏閣を表す印ということもあって)古来から吉祥文様として用いられてきた伝統的意匠です。
なので、こうして家紋にもなっているのですが、オリンピックの開会式なんかに間違って登場しようものならとんでもないことになるんでしょうね。
シンプルな幾何学文様といった感じ。万字って感じはしませんね。
円に切りかきを入れればあっという間に完成。でも作るのがめんどくさい人は、ぜひご利用ください。
これも万字を書くというよりは、ひし形に切れ込みを入れたという表現が正しいという感じで作成しました。
先を崩した形となるので、角度や長さや太さを考えなければ、非常にバランスが悪くなる要素を抱えた家紋ですが、昔の人は偉大ですね。
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それではまた。2021年8月4日 hakko_satou