今週の追加「家紋フリー素材」のご紹介
以下が今週の追加分になります。
「丸に向かい割り亀甲に花角=まるにむかいわりきっこうにはなかく」
こういうデザインの家紋を「向かい割り」というのか。なるほど。花角を真ん中で割るだけなので、作業は早かったです。
いいバランスの家紋。あまり家紋ぽくは見えない、なんとも言えない感じがたまりません。…という感じを上手く再現できたと思います。
空間の使い方が秀逸ですね。…偉そうにそれっぽいことを言ってみました。すみません。
「持ち合い三つ割り亀甲に花角=もちあいみつわりきっこうにはなかく」
塗りの面が大きい、パンチの効いた家紋ですね。イラレキャリア○年の技術と経験を駆使して手早く仕上げました。
「鉄砲亀甲に三つ盛り日向亀甲=てっぽうきっこうにみつもりひなたきっこう」
銃の銃口を正面から見た形らしいです。ということは比較的新しい家紋ですな。あと、塗りつぶした亀甲を「日向紋」扱いにしてるのか。
日向紋の解説はこちら。
亀甲の外枠と内枠のバランスとの兼ね合いで、中心の梅花部分のオブジェクト間隔が狭いように見えるかもしれませんが、実際に狭いです。
こんな形をしていますが、この家紋はどの紋帳にも『亀甲紋』として分類されている、れっきとした亀甲紋です。「これはもう亀甲ではないじゃないか」という批判は当たりません。
↓↓↓亀甲紋の一覧はコチラのページに掲載↓↓↓
亀甲紋の家紋素材終了
今週含め、6週に渡って連続で発表してきた亀甲紋の家紋素材ですが、今回で一応の終了となります。手元の紋帳に記載のものは、ほとんどすべて素材化してしまいましたので、違う資料が手に入るまでは別の家紋素材製作に移ります。
一つの紋種にこれほど連続でコミットする試みは今回で初めてだったのですが、いかがだったでしょうか?
ん?
うんざり?まぁ、でも作る方もうんざりだったので、おあいこですよね?おあいこということでいいですよね?これがおあいこでなくて何なんだということですよね?
来週から何を作るか、紋帳を眺めながら検討します。
それではまた。2020年9月30日 hakko_satou