今週の追加「家紋フリー素材」のご紹介
以下が今週の追加分になります。
名前のまんま、丸に釘抜きを三つ盛ってみた家紋です。変形の手段として、紋を三つ盛るという手法は、家紋の世界では特に珍しいものではなかったりします。越前朝倉氏の「三つ盛り木瓜」が有名どころでしょうか?
遠江国を本拠とし、今川氏や徳川氏に仕えた内田氏が定紋とした家紋らしいです。お武家さまですが、若干マイナー気味なので情報が少なかったです。すいません。
「字」紋の一種。「古」の字を丸で囲ったもの。字紋はまるで囲ったものが非常に多いです。家紋の相続で紛らわしくないように、変更を加えるためというより、文字はまるで囲ったほうが収まりがいいという理由のような気がします。
「陰三つ鱗」紋を糸輪で囲ったもの。陰三つ鱗はもちろん陰紋ですが、糸輪は日向紋の扱いだと思われます。陰紋?日向紋?この時のためにこのページを作ったのですよ。ふっふっふ。家紋にはこういう陰陽の組み合わせも多いです。
トライフォースを丸で囲った家紋。丸で囲った方が収まりがいいと個人的には思います。
違い木をさらに組んだ家紋。違い木とは、建築現場などで用いられる「筋違」をモチーフにした家紋ですが、バッテンをさらにバッテンで組むなどという事が現実にあるのでしょうか?謎です。
3本の縦算木を横に並べて丸で囲った家紋。算木の説明は何回もしちゃったので、過去の更新情報を参照されたし。まぁ、平たく言うと和算に用いる小さな木の棒でできた計算道具ですよ。
素材増量以外に特にニュースなし。
今週は特にお伝えしたい事もなかったです。5分くらいじっくり考えてみたんですが、なかったです。でもやっぱり何かあったような気がして、さらに2分くらい考えてみたんですが、やっぱりなかったです。すいません。
あ、そういえば冒頭でもお伝えしたように、釘抜き紋と轡紋が今回の追加分で、一旦の終了となります。手元の紋帖に記載のものは、作り切ってしまったようなので。しかし、他にも種類がありそうなので、そのうち調査して再開することになるとは思いますが。
ただ、他の家紋もまだまだ控えていますので、何年か先になるかもしれません。「目当ての釘抜き紋や轡紋がないよー」という方は(方法はいろいろあるとは思いますが、これといった窓口もありませんので、何とか工夫して)お知らせください。
あ、それとこの中間に「日向紋と陰紋とは何なのか?」的な記事をアップして、今回追加分の陰紋のコメントにリンクを貼ってありますが、この記事はまだ未完成だったりします。素材作成の合間に続きのテキストを作成していますので、もうしばらくお待ち下さい。
このページができた事で、陰紋の説明はそこにリンクを飛ばせるようになりました。これで安定して詳細な解説をユーザーの皆さんにご提供できるようになると思います。当サイトはユーザーファーストが第一(←わざとだよ?)ですから。
そして「日向紋・陰紋」の解説ページが完成したら、次は「石持ち地抜き」の解説ページをご用意する予定です。こちらも検索ボリュームは多少あります。そうです。検索流入が狙いです。こんな風に、これからもしっかりと本音の部分駄々漏れでお伝えしていけたらと思います。
ではまた来週。2019年12月18日 hakko_sato