今週の追加「家紋フリー素材」のご紹介
以下が今週の追加分になります。
家紋「梶」の基本形でしょうね、コレが。傍目から見て描画は簡単そうに見えますか?しかし実際に描いてみると、地味な葉脈の多さに悶絶してしまいます。こういうのは自分でトレースしないほうがいいですよ。フリー素材使いましょう。
いや、葉脈のパスとらずに線で誤魔化せばいいんでしょうが、データとして一般公開する以上ねぇ‥。
家紋「梶」に限らず、名称に「鬼」と付けば、葉っぱが尖ったものを指すようです。桐紋や菊紋にもあります。ただ、どのケースも変形亜種です。
基本の立ち梶の葉をそのまま縮小ではなく、(小さく使うとオブジェクトの境目が潰れてしまうので)葉脈の比を太くしているのですが、やり過ぎたかな?
信州・諏訪の社のご神紋。一般的な認知度はハテナですが、戦国期の甲信地方はかなりホットなスポットで、現在で言うこの諏訪大社もその重要地点の一つだったりします。したがって、この紋章も知る人ぞ知る存在と言えるでしょう。
現代における実際の使用のものとは違うかもしれませんが、手元の紋帖に従いました。
植物紋は、いかに葉脈を攻略するかが肝ですが、やっぱり梶の葉脈はえげつないですな。地味にね。牡丹とかああいうのは、見るからにヤバイからねぇ。心構えっちゅうもんがあるけど‥。
「後ろがハートマークになってるカワイイやつです」って、名前の分からないこの家紋を一生懸命に説明するカワイイ女子がどこかにいないものか‥。
「バリエーションに困ったら何でも桐にしとけば種類が稼げるな」と当時の人は思ったのでしょうか?「梶」にもキリトのハイブリッドが登場。多分江戸時代前後に作られた比較的新しい家紋なんだろうなと推測。‥あくまで推測。
今回は梶紋オンリー
というわけで、今回の家紋素材の更新は、すべて「梶」で揃えさせていただきました。やっぱり「梶 フリー素材」とかで引っかかって欲しいですからね。いろんな家紋混ぜちゃうとどうしたってぼやけますから。
家紋は種別ごとの分類で100種類以上はありそうですから、新規で手を出す家紋は、なるべく一種類で揃えて更新したいところです。一種類につき一つ、純度100%の記事を作っておけば、あとは混ぜようかと思いますが。
もっと言うと、今のところ週一で7個の家紋素材の更新を行っているので、その7個はなるべくその種類の中でもシェアや人気の高いものを集中してアップすることで、密度の高いコンテンツとし、訪問者を少しでも増やしたいという狙いです。
「家紋名 フリー素材」はごく一部の例外を除き、検索需要は絶望的にありませんが、どうせ更新情報をアップするなら、少しでも効果的なものにしたいと考えているわけですな。
そういうわけで、最近の更新は「丁字」「杏葉」オンリーのものがあったりしたのですよ。しばらくはこういう流れで進めていこうかなと思っている次第です。
というわけでまた来週。2020年2月12日 hakko_sato