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五瓜に梅鉢

五瓜に梅鉢

五瓜に梅鉢紋とは、瓜紋(かもん、うりもん)の一種です。瓜というからにはウリ科の植物をモチーフとした、植物紋と考えられがちですが、現在のところ植物であるウリとは、関連がないとされています。

五瓜とは、同じく瓜紋の一種である、木瓜紋の変形とされ、木瓜紋の瓜輪(外輪)部分が円を4で割った物であるのに対し、五瓜とはその名の通り、瓜輪部分を5で割ったものです。

この外側の囲いの部分を五瓜輪と言います。

五瓜輪は、そのルーツとなる木瓜紋の外枠よりも、内部に別の文様を収めるのにバランスが良いとされ、この梅鉢紋に限らず、桔梗紋や、片喰紋、巴紋、引両紋、橘紋など、代表的な家紋との組み合わせが数多く存在します。

その為、五瓜に〜の家紋は、必然的に種類が膨らむ事になりますが、元々、単体で意味を持つ文様を五瓜輪で囲む事の謂れは、今のところわかっていません。

ここで取り上げている五瓜に梅鉢とは、その名の通り、五瓜輪に梅鉢紋を配した家紋となっているのですが、この家紋の成り立ちを想像して見るに、その由来には、恐らく定説のようなものは存在しないと考えられます。

それぞれ独立した二つの家紋を掛け合わせて、別の家紋とした例は他にも沢山あるのですが、祖先・主人・本家・縁談相手との兼ね合いなど、その家紋を用いた理由は、各々の事情に依るところがほとんどの場合であると思われるからです。

例えばこの五瓜に梅鉢紋の梅鉢の部分なども、一般的には丸や方形などで囲うのが普通ですが、何らかの理由で、囲いに五瓜輪を用いたのだと思いますし、その理由如何に拠っては、熨斗輪や雪輪になっていたかも知れません。

この五瓜に梅鉢紋に限らず、先祖重代に渡りこの類の家紋を用いている氏族は、シンプルな家紋を用いている場合より、自らのルーツとなる氏族から遠い血筋である傾向が強いとされています。

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